「モンゴル情報紙しゃがぁ」なんぞというものを1996年から出し始め、スタディツアーやら、コンサートツアー、写真展やら講演会やらやりながら、活動をやりやすくするべと、NPO法人しゃがぁなるものを作って、博物館を作るのだ!と羊蹄山に住み着いて、気がついたら水くみ台車屋の親父もやることになリました。
地を這うような文化活動を評価いただいて、モンゴル国から友好勲章なる大層なものを頂きましたが、活動を始めてからやっていることはほぼほぼ変わらず、相変わらず地面を這い回ってます。
ま、地面に足のついた活動をしたいと思っているので、これでいいのです。
時々、学会発表とかしたりもしますが、論文は苦手でして、発表も徐々に落語のような……様相を呈するように。先日、浪曲を初めて聞いたのですが、これがかなり面白くて、コンサートに取り入れられないか?などと思い始めている始末。
ますます、何者なのだか良くわからなくなりつつあります。
人々が平和に暮らすためには、異なるものをきちんと受け止めあうことが大事と信じて、文化人類学的手法を駆使して、遊牧世界の伝道師になれればいいなぁと。日本と遊牧世界の間の「シャガィ」になりたいのです。
あ、利用可能言語は、日本語とモンゴル語以外は、スラスラとはいきません。と、ここで日本語で書いても無意味か…。
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学歴・職歴
東京外国語大学モンゴル語科卒業
東京外国語大学地域文化研究科博士前期課程修了
総合研究大学院大学文化科学研究科比較文化学専攻博士後期課程満期退学
国立民族学博物館外来研究員 2002~2003年
大阪学院大学非常勤講師(文化人類学)2002年~2004年
帯広大谷短期大学専任講師 2006年~2009年
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留学歴
1991年1月~7月
中華人民共和国内モンゴル自治区内蒙古師範大学
モンゴル語の習得及びシャマニズム関連文献収集を目的
1992年10月~1993年9月
モンゴル国国立民族大学
モンゴル語の習得及びシャマニズム関連文献収集を目的
1997年4月~1998年3月
モンゴル国国立外国語大学
トナカイ飼養民ツァータンの生活を研究対象としたフィールドワークを行う。
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専門・研究内容
文化人類学・宗教人類学
モンゴル地域のシャマニズム
近現代におけるトナカイ飼養民ツァータンの生活変化 他
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著書
共著
「ワールドカルチャーガイド モンゴル 草原の国を好きになる」トラベルジャーナル 2001
「モンゴルまるごと情報局」トラベルジャーナル 1995
「暮らしがわかるアジア読本 モンゴル」河出書房 1997 他